交通事故の慰謝料として金を受け取りながら、生活保護費を不正に受給していたとして逮捕・起訴された男が、ことし4月、高知市で自転車に乗っていた女性にわざとぶつかり、治療費の名目で現金3万円をだまし取ったとして高知地方検察庁は28日、詐欺の罪で追起訴しました。
追起訴されたのは、住所不定、無職の濱田卓也被告(24)です。
起訴状などによりますと、濱田被告はことし4月21日の午後9時すぎ自宅近くの路上で、自転車に乗っていた19歳の女性にわざとぶつかり、女性から連絡を受けて現場に来た父親の55歳の男性に対して、「検査費用としてかなりいる」「保険を使わないと10万円くらいかかる」などとうそを言って金を要求し、男性から現金3万円をだましとったとして、詐欺の罪に問われています。
濱田被告はこのほかにも、平成24年9月から去年1月までの間に、交通事故の慰謝料として金を受け取りながら生活保護費を不正に受け取っていたとして、すでに逮捕・起訴されています。
検察は、濱田被告の認否について明らかにしていませんが、これまでの警察の調べに対し、「自分が女性にぶつかったことは間違いないが、どんな言葉で金を要求したか記憶にない」などと話していたということです。
